米PGAツアーに挑戦して3季めとなる久常涼(23歳)が今季好調である。昨シーズンの年間ポイントランキングで100位以内に入って、今季のツアーカードを維持しプレーを続けている。これまでは125位以内の選手に与えられていたツアーカードだが、今季から100位までの選手となって生き残りが一段と厳しくなった。
久常は事実上の開幕戦となった「ソニーオープン」では予選落ちしたものの、「アメリカンエキスプレス」で44位に入り、「ファーマーズインシュアランス」では2位タイに入った。
更に先週の「フェニックスオープン」では、松山秀樹とともに最終日を優勝争いの中でスタートした。結果としてはスコアの伸ばせず10位タイに終わったが、2試合連続してトップ10フィニッシュし、モーメンタム(勢い)をキープしている。最新の世界ランキングを見ても、今季131位からスタートし、78位まで順位をあげてきた。
今週の米ツアーはシグニチャーイベント(signature event)である「ペブルビーチ プロアマ」が開催される。昨年の年間ポイントランキング50位以内の選手を中心に出場資格が与えられるが、直近の2位タイ、10位タイの成績が大きく作用したイオンスイング5というランキングで上位となった久常は出場が可能となった。松山とともに出場する。
優勝争いに加わる久常にはツアー初優勝の期待がかかるが、この好調さをキープして3月末までに世界ランキング50位以内に入ることができれば、4月におこなわれる今季メジャー第1戦「マスターズ」への出場が可能となる。もし出場すれば、2年前にマスターズ委員会推薦で初出場して以来2回目となる。
米ツアーも3シーズンめとなり、周りの環境・コースにも慣れてきた久常の活躍に期待したい。
