今週は、PGAツアーの公式戦が日本で開催されています(ZOZO Championship) 本日2日目の試合は、悪天候のため中止となったようですね。初日Tiger Woodsが首位タイを走り大いに盛り上がりそうだったので、ちょっと水を差すようで残念です。
PGAツアーの試合は、先週韓国で開催され、来週は中国で大きな大会(WGC HSBC Champions)が開催されます。アメリカ本土を舞台に戦っている選手にとってアジアは遠すぎます。そこで、3週連続でおこなうことで選手に来やすい環境を整えます(Asian Swingと言われます)また、この3試合は予選カットがありません。そのため選手のほうも最下位の賞金金額は保証されます。
欧州ツアーの試合が中東のアラブ国などで開催される場合は、大会を盛り上げ、注目度をたかめるために有名選手を招待し、順位賞金とは別に参加することに対してお金が支払われます(appearance fee) しかし、欧州ツアーでは認められているこのappearance feeの支払いが、PGAツアーでは認められていません。
ZOZO Championshipの開催が決定して非常に速い段階で、Tiger Woods選手は参加を表明していました。ただ、人気も実力もあるローリー・マキロイ選手、ジェイソン・デイ選手については、日本でプレーすることにどれほどメリット、魅力を感じるのか分かりません。
ここからは、私の推測でしかありませんが、今週月曜日に同じ会場で開催された、タイガーウッズ、ローリー・マキロイ、ジェイソン・デイ、松山英樹4選手によるスキンズマッチは、ローリーとジェイソンに対してappearance fee的な意味合いが多分にあったではないでしょうか?
なお、ZOZO ChampionshipのスポンサーのZOZOですが、ヤフージャパンに身売りされることになり、来年以降この大会がどうなるのか心配されている方も多いと思います。10月23日付の日経新聞スポーツ欄で、青木功JGTO会長が、「この大会は6年間継続しておこなわれる」と明言していますのでご心配なく。ただし、大会名については、私が孫正義さんであればいずれ変更します。ビジョン・カップ、ソフトバンク・カップなどはどうでしょう?