きょう11月15日は、渋野日向子選手の21歳の誕生日です。1977年全米女子プロ選手権を優勝した樋口久子以来42年ぶりとなる、日本人のメジャー大会制覇となった8月の「全英女子オープン」優勝を機に、人生が大きく、大きく変わった20歳(はたち)の1年でした。
彼女は、きょうからスタートする「伊藤園レディースゴルフトーナメント」に出場し、残り3試合で、賞金女王を申ジエ選手、鈴木愛選手と争います。詳細については、以下日本LPGAのホームページをご覧ください。
https://www.lpga.or.jp/news/info/37563
また、はるかかなたの南アフリカで欧州ツアー「ネドバンク・ゴルフ・チャレンジ」がスタートし、初日を終わって川村昌弘選手は、首位と9打差の29位タイにつけています。首位は、2010年全英オープンを優勝しているルイ・ウーストヘイズン。アーニー・エルスとリー・ウエストウッドは、5打差の4位タイ。川村選手本人のレポートを以下のサイトで読むことができます。
https://news.golfdigest.co.jp/news/tabibito/eupg/article/111278/1/?car=top_nw_t02
米PGAツアーは、マヤコバ・ゴルフ・クラシック(Mayakoba Golf Classic)がメキシコで初日を迎えましたが、悪天候のため第一日目のプレーは中止となりました。日本から小平智選手が出場しています。
昨年のこの大会で優勝したマット・クーチャーとキャディーの報酬をめぐるトラブルについて先週このブログで書きました(11/7)が、その後いろいろなことが伝わってきました。
キャディーのオーティスは、手にしたお金で投資目的のコインランドリーを作ろうとしましたが、彼に大金が入ったことを知った建築業者から高い金額を吹きかけられ、その計画を断念しました。また、ゴルフ場にやってくる観光客から、マット・クーチャーのキャディーとして彼を優勝に導いたことで、指名がどんどん入るようになり、キャディーフィーも上昇した。ほかに、中古のBMWを購入して、自宅の台所を改装し、新しいスマホも購入したそうです。
キャディーのオーティスも、渋野選手ほどではないにしても、マット・クーチャーとの優勝で、大きく人生が変わった人間のひとりです。