欧州ツアー競技で、南アフリカで開催されている“ネドバンクチャレンジ”に参戦している川村昌弘選手は、2日目のプレーを2バーディー、3ボギー、1ダブルボギーの75とスコアを落とし、首位と14打差の40位タイの位置です。強い風が吹き、60代のスコアで回った選手がわずかに2人というコンディションでしたが、川村選手は、順位を上げ次の試合につなげなくてはなりません。
米PGA男子ツアーで使用されているフェデックス・ポイントのような年間ランキングシステムが欧州ツアーにもあり、レースツードバイ(Race to Dubai)と呼ばれるシステムで、前週までの川村選手の順位は53位でした。来週のツアー最終戦(ドバイDPワールドツアー選手権)に進むためには、この試合を終えて50位以内に入らなければなりません。3日目、最終日が正念場となります。
初日首位だったルイ・ウーストヘイズンは、2日目パープレーの72と振るいませんでしたが、初日の貯金(9アンダー)が効いて2位をキープしています。初日のプレー後のインタビューでは、この大会直前に腎臓結石による激しい痛みにおそわれ、出場できるかどうかわからない状態で、プロアマ戦にも参加できなかったそうです。怪我の功名というか、体を気遣ったプレースタイルがよかったようです。
初日4位タイと好調だったアーニー・エルスは、2日めになんと81を叩き、一気に50位タイまで落ちてしまいました。
先週のトルコオープンでプレーオフまでいきましたが、惜しくも敗れた日系アメリカ人のカート・キタヤマ(Kurt Kitayama)選手は、トータル2アンダーで20位タイの位置につけています。彼の現在のポイントからすると次週の最終戦への出場は問題ありません。
昨日は、悪天候のため中止となった米PGAツアー”マヤコバ・ゴルフ・クラシック”ですが、今日第一日めのプレーをおこなっています。日本のツアーに戻ってプレーし、優勝争いにからんで好調な小平智選手が出場しています。彼は1アンダーでホールアウトし、現在57位タイと予選通過圏内の位置にいます。昨年の優勝者で、話題の人マット・クーチャー(Mat Kuchar)は、2アンダー、40位タイ。