プレジデントカップ ケプカ欠場

世界ランキング1位のプルックス・ケプカは、来月12月12-15日、オーストラリア・メルボルンで開催されるプレジデント・カップ(USA対ユーロ諸国を除く国際チームの対抗戦)に怪我のため欠場すると発表しました。

彼は、先月から今月にかけ韓国(CJカップ)、日本(ZOZO選手権)、中国(WGC-HSBC選手権)と各国を転戦する予定でしたが、CJカップの試合中に、治療を続けていた左ひざを悪化させ、途中棄権し帰国してしまいました。その後、プレジデント・カップに出場できるのかどうか危ぶまれていましたが、回復しなかったようです。

ブルックス・ケプカの代わりとして、リッキー・ファウラーが選ばれました。リッキーは、プレジデント・カップへ2015年、2017年に出場しており、今回が3度目となります。2015年の時の成績は1勝3敗0分け、2017年は3勝0敗1分の成績。自動選出される8名の選手に加えて、タイガーウッズが監督推薦の選手を発表した際、その名前の中にリッキーが含まれていないのは大変残念だとコメントしていた経緯があります。

ちなみにリッキーは、先月モデルのアリソン・ストック(Allison Stokke)と結婚式をあげたばかりです。

プレジデント・カップは、チーム戦として戦い、通常のトーナメントのような賞金はありません。選手本人が主催する慈善団体や基金を指定して、そこに大会の収益金の一部が払い込まれるかたちになります。

ライダーカップと同様に、アメリカ人選手にとって、プレジデント・カップに出場してプレーすることは、お金のためではなく、母国を背負ってプレーするという非常に名誉なことになります。