コリン・モリカワ イン ミヤザキ

宮崎で開催されているダンロップ・フェニックス・トーナメントで2日目を終了して首位と一打差の3位タイにつけているコリン・モリカワ選手に注意です。

顔立ちは日本のようですが、カリフォルニア州ロス・アンゼルスで生まれた米国籍、日系4世の22歳です。今年カルフォルニア大学バークレー校を卒業し、プロになったばかりのルーキー選手です。

身長175センチ、体重72キロとけっして恵まれた体格ではないので、ドライバーの飛距離よりもアイアンショットの正確さを武器とする「ボールストライカー」的な選手です。また、大学時代(2018年5月)には、わずか2週間でしたが、現在金谷拓実選手が保持しているアマチュア世界ランキング1位にもなっていますので、学生時代のキャリアもすばらしものです。

米PGAツアーのデビュー戦となった6月のRBC カナディアンオープンで、いきなり14位タイの成績をおさめ、7月の3M オープンでは2位タイ。翌週のジョンディア・クラシックで4位タイとどんどん頭角をあらわしてきました。その2週間後のバラクーダ選手権(Barracuda Championship)では見事優勝です。5月に大学を卒業して、7月末のバラクーダ選手権優勝ですから、PGAツアー1勝までのスピードはものすごいものです。

日本で開催されたZOZO選手権のときに来日し、インタビューに答えているのが以下の映像で、この時に日本に来たのは2度めと言っていますので、ダンロップ・フェニックスは3度めの来日となります。ちなみにZOZO選手権では22位タイの成績でした。

どんな選手なのか以下の動画ご覧ください。また、この週末、彼のプレーから目が離せません。

https://www.pgatour.com/players/player.50525.collin-morikawa.html