先週中東ドバイで、シーズン最終戦「DP ワールドツアー選手権」がおこなわれた欧州ツアーですが、今週から新たなシーズンの幕開けです。とは言っても、週中にキリスト教のお祭り「感謝祭」があり、先週の大会をもって長いシーズンが終わったため、主力の選手は参加していません。
開催されているのは、開幕戦「アルフレッド・ダンヒル選手権」で、場所は南アフリカ共和国です。はっきり言って、あまり注目されていない大会ですが、この大会では欧州ツアー史上初の試みがおこなわれています。
というのは、南半球は現在夏を迎えており、現地の気温が40度を超えます。選手の体調を考慮し、4日間の大会中選手は短パンでプレーすることが認められました。
欧州ツアーでは、2016年から練習ラウンド、プロアマ戦では認められていましたが、本戦ではNGでした。それがこの大会に限って初めて許されました。米PGAツアーでは、今年から練習ラウンド、プロアマ戦に限って認められるようになりました。
紳士のスポーツとしてスタートしたゴルフなので、ドレスコードが厳しく、今まで短パンは認められなかったのでしょうが、それよりも選手の健康・体調の方に優先順位が移ったのでしょうか?