米PGAツアー「RSMクラック」最終日ですが、首位でスタートし、3試合連続優勝が懸かったブレンダン・トッド選手でしたが、2バーディー、2ボギー、1ダブボギーとスコアをのばすことができず、惜しくも首位と3打差の4位に終わりました。
試合は、ウェブシンプソン(Webb Simpson)とタイラーダンカン(Tyler Duncan)選手がトータル19アンダーで並び、プレーオフに突入しました。プレーオフ2ホール目で、2打目をグリーンサイドバンカーに入れたシンプソンに対して、確実にグリーンをとらえたダンカンがバーディーを奪い、米ツアー初勝利をあげました。
優勝したタイラーダンカン選手は、アメリカ人、パデュー大学(Purdue University)を2012年に卒業し、プロになった30歳の選手で、昨シーズンもPGAツアーでプレーしていましたがシード権を失い、今季下部ツアーより勝ち上がってきて、PGAツアーで戦っています。
ダンカン選手のドライバーの平均飛距離は292ヤード、ツアー142位と、けっして飛ぶ方ではありませんが、ドライバーのフェアウエーキープ率が82パーセント、ツアー3位と驚くべき正確さです。
敗れたウェブ・シンプソンですが、どうもプレーオフを苦手としていて、今回の敗戦を含めて通算1勝5敗となりました。直近では、ギャラリーが大声で声援を送ることで有名な「ウエスト・マネジメント・フェニックス・オープン」で2017年松山英樹選手に敗れています。
ウェブ・シンプソン選手は、2012年のメジャー「全米オープン」に優勝しており、通算ツアー6勝の中堅どころの選手です。来月12月にオーストラリアで開催されるプレジデント。カップのアメリカチームのメンバーにも選ばれています。
以下は彼の全米オープン優勝直後のインタービューで、変な男が乱入し周囲を非常に驚かせました。ご覧ください。