プレジデントカップは、タイガーウッズの選手としての活躍もあり、アメリカチームの大逆転勝利に終わり、最高に盛り上がりました。
ちょっと先の話となりますが、2年後のプレジデントカップの開催は、今度はアメリカチームのホームグラウンドとなるアメリカ本土で開催されます。戦いの舞台は、ノースキャロナイナ州シャーロットにあるクエイルホロークラブ(Quail Hollow Club)となります。
このゴルフ場は、毎年4月におこなわれるPGAツアーの公式戦「ウェルズファーゴ選手権(Wells Fargo Championship」の会場となっており、米PGAツアーでプレーする選手にとっては馴染みのコースです。とは言っても名門コースにかわりはなく、1986年今は亡きアーノルド・パーマーがコース改修に携わり、2年前の2017年には「全米プロ選手権」が開催されました。この大会では、ジャスティン・トマスが優勝しましたが、松山英樹が最終日激しい優勝争いをし、彼が今までで一番メジャータイトルに近づいた大会でした。惜しくも首位と3打差の5位タイという結果に終わりましたが、試合終了後の彼の涙がまだ記憶に新しいところです。
コースのサイトが以下となります。興味のある方はのぞいてみてください。
https://www.quailhollowclub.com/
次回のプレジデントカップのキャプテンは、通常大会の1年くらい前に発表されますが、アメリカチームはタイガーウッズで決まりです。本人が選手としてまたプレーするかどうかは今後の彼の体調次第ですが、今回タイガーは選手として3勝0敗0分の負け知らず、最終日の大逆転勝利につながる組み合わせを最終決定したキャプテンとしての功績は申し分のないものです。
国際チームのほうも、今回初めてアーニー・エルスがキャプテンとなり、最終日最後の最後までもつれた試合展開からして、彼の続投となるでしょう。
今回の大会は、4日目の最終日シングルマッチのテレビ中継が、時差の関係でアメリカ時間土曜日の夜となったため視聴率も最高を記録しました。アメリカチーム、視聴者、テレビ局にとって「三方よし」の大会となったようです。