アマチュア選手ジョーシ・ヒル(Josh Hill)については、10月24日付のブログで書いていますが、中東と北アフリカをエリアとするMENAツアーの大会で優勝し、石川遼選手がもっていた世界ゴルフランキングの対象となるトーナメントでの世界最年少優勝記録(15歳8か月)を、12年ぶりに塗りかえた選手です。その時の写真が以下のものです。
その彼が、昨日18日に競技を終えたアラブ首長国連邦で開催された「アブダビアマチュア選手権(Abu Dhabi Amateur Championship)」で、またも優勝の栄冠を手にしました。ゴルフ熱が高まってきている中東地域において、昨年よりスタートしたこの大会は、54ホール・ストロークプレーで競われています。
彼には、ごほうびとして欧州ツアー競技のひとつ、来年1月16日より開催されるアブダビHSBC選手権(Abu Dhabi HSBC Championship)への出場権が与えられます。この大会には、今年全英オープンを制したシェーン・ローリーやセルジオ・ガルシア、アメリカからはブルックス・ケプカ、ブライソン・デシャンブーなどの選手が出場を予定しています。
世界中からどんどん若い有能な選手が出てきます。この恵まれた才能が将来大きく伸びていくためには、本人がまだ15歳ととても若いので、技術面だけではなく、今後どうゴルフと取り組んでいくのか、どういう目標を設定してプレーしていくのか、正しく導ける指導者が周囲にいるかどうかとても大切になりそうです。
また、お伝えしているように、今日からオーストラリアで始まるメジャー大会「全豪プロ選手権」ですが、キャメロン・スミス(Cameron Smith)選手が三連覇に挑みます。キャメロンは、先週のプレジデントカップの最終日のシングルマッチで、世界ランキング4位のジャスティン・トマス選手を破っています。
日本からは堀川未来夢選手がただひろち参戦しています。以下のサイトで両選手の最新順位を確認しましょう。