今年も残すところあと１０日余りとなり、来年は2020年がスタートします。2010年から2019年の１０年間でもっとも偉大(great)な選手を世界中から５０人、アメリカの全国紙UAS TODAYが選出しました。
英語には、decade(ディケイド)という”１０年”という意味の単語があるため、１０年を区切りとする表現、考え方が定着しているようです。
選出方法は、USAトゥデイ所属の３５人のスポーツ編集記者が、２５人のスポーツ選手を選び、１位に選んだ選手は25ポイント、2位の選手は２４ポイント、３位の選手は２３ポイント獲得し(以下同様)、その獲得ポイント総数でランキング５０位を決めています。
アメリカでは、野球、フットボール、バスケットボールなどがあり、世界的にはテニス、サッカー、モータースポーツ、陸上競技など、ゴルフよりメジャーで人気のあるスポーツが多いため、ゴルフ選手にとってはなかなかランクインが厳しいものです。余談ですが、２１位にりっぱなアスリートということでAmerican Pharoahという競走馬が入りました。また、２４位には、タイガー・ウッズがスキャンダル・離婚後に交際していたLindsey Vonnという超有名スキー選手も選ばれています。
ゴルフ界からは、３０位にタイガー・ウッズ。そして、少し意外なのが、４１位にブルックス・ケプカが選出されています。ケプカが選ばれた理由として、ここ２、３年のめざましい活躍が挙げられています。一昨年と昨年の全米オープン優勝、昨年と今年の全米プロ選手権優勝と、メジャー大会をあっという間に４つも制覇しました。また、今年のメジャー大会での成績は、全米プロ選手権優勝のほか、マスターズ２位タイ、ＵＳオープン２位、全英オープン４位タイとすべての大会で優勝にからんだすばらしい成績です。
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