全英オープンへの道

全豪オープンが終了しました、本日が新聞休刊日であることと、昨日のテレビのスポーツコーナーで取り上げるほど視聴者の関心がないため、なかなか伝わっていないと思いますが、金谷拓実選手は大健闘し3位タイの成績です。もし優勝していれば、アマチュア選手としてオーストラリアのナショナルオープンに優勝するという快挙ですから、メディアももっと伝えたと思います。

優勝は、オーストラリア人のマット・ジョーンズ(Matt Jones)、2位は南アフリカの選手で、2010年の全英オープンの覇者ルイ・ウーストヘイズン(Louis Oosthuizen) 金谷選手は、この二人の選手に次いで3位タイとなりました。

惜しくも優勝を逃したものの、上位3名に与えられる来年の「全英オープン」への切符を手にしました。大会の主催者R&Aも早速ツイッターで彼の健闘をたたえ、祝辞をのべています。

https://twitter.com/RandA/status/1203584585411391488

彼が全英オープンに出場するのは、昨年の大会に続いて2回目となります。昨年の出場権は、その前の年のアジアパシフィックアマチュア選手権(Asia Pacific Amateur Championship)に優勝して獲得したものでしたが、惜しくも予選落ちしています。

来年の「第149回全英オープン」は、イングランド・ケント州のロイヤル・セント・ジョージ(Royal St. George’s)で開催され、このコースでの開催は2011年についで15回めとなります。2011年大会の優勝者は、北アイルランド人のダレン・クラーク(Darren Clarke)選手でした。

この全英オープンには、世界ランキング50位以内の選手は出場資格があるので、現在20位の松山英樹も出場しますが、彼も昨年は予選落ちしています。今年三井住友VISAマスターズで優勝するなど、どんどん力をつけてきている金谷選手の存在が、同じ東北大学出身の松山選手にとって、だんだんあなどれない存在となってきています。