米LPGAで活躍するミッシェル・ウィー(Michelle Wie)が、米放送局CBSのゴルフ中継の解説の仕事をすることになりました。フルタイムというわけではなく、来年のマスターズ中継など限られた起用です。最近中堅どころの解説者で、スイング分析でよく知られているピーター・コスティスらが辞めたため、その補充の形です。男子ゴルフの中継に女性解説者というのは、アメリカでも珍しいケースとなりますが、非常に人気のある彼女ならではの人選でしょう。
ミッシェル・ウィーは、2014年に全米女子オープンに優勝し、LPGA通算5勝の選手ですが、最近左手首の怪我のためツアー競技には出ていませんでした。ことし9月におこなわれた、ライダーカップの女性版、欧州女子プロとアメリカ女子プロのチーム対抗戦「ソルハイム・カップ」でもテレビ解説を務めています。
彼女は、15歳でプロデビューし、ずば抜けた飛距離と技で男子ツアーにも挑戦し、韓国の男子ツアーで1度だけ予選通過したことがあります。2005年には日本男子ツアーの「カシオ・ワールド・オープン」に出場し、守られるようにして、横田真一(当時選手会長)、手嶋太一両プロに守られるように回った予選ラウンドでしたが、惜しくもカットラインに届きませんでした。(以下、当時の記録参照ください)
また、才能はゴルフだけではなく、絵心もあります。以下グーグルの検索結果をご覧ください。
まだ30歳なので、手首の怪我しだいというところはありますが、ツアーに復帰するでしょう。なお、ミッシェル・ウィーの顔がどうしても思い出せないという人は以下のサイトをクリックください。