本日の朝刊に 畑岡選手が森ビルと結んでいた3年間の所属契約が満了したと報道されています。2年前契約締結時の森ビルのコメントは以下のものであり。
https://www.mori.co.jp/morinow/2017/01/20170113110000003349.html
今回の契約満了に際して発表されたコメントが以下となります。
https://www.mori.co.jp/company/press/release/2019/12/20191226140000003995.html
契約金など具体的な契約内容が不明なため、満了後再契約を結ばない理由はわかりませんが、森ビルとしては締結時の所期の役割―世界に通じるジュニアの育成―を果たしたとしています。
確かに、畑岡選手は日本女子プロの世界では、間違いなく実力ナンバーワンの選手です。世界ランキングも5位と、来年の東京オリンピックでは金メダルを十分狙える選手に成長しました。もう森ビルとして、畑岡選手にはサポートは必要ない、次世代のジュニア選手育成に注力したいと考えたとしても、それは十分に理解できます。
しかし、畑岡選手としては所属するところがなくなるので、最低限の生活保証がなくなり、トーナメントに出て獲得する賞金、スポンサー契約とスポットの臨時収入だけで生活していくことになります。来シーズンだけでなくその後も含めて、日本ツアーと米ツアーの2つのツアーをどう戦っていくのか、軸足をどちらに置くのか、思案のしどころとなります。