真夏のオーストラリア、ゴールドコーストで開催されていたメジャー大会「全豪プロ選手権」は、アダム・スコットの優勝で幕を閉じました。これはアダム・スコットにとって、WGC キャデラック選手権優勝から3年9か月ぶりとなるもので、プロ通算30勝目になります。また、この勝利によって、世界ランキングも18位から13位に上がりました。
試合後のインタビューで 来年の7月に40歳となるアダム・スコットは、若手がどんどん台頭してきて、自分はもう勝てないのではないかと何度となく思ったと述べています。アダム・スコットのようなトッププロでさえ、優勝から遠ざかるとそういった不安と闘いながらプレーしているようです。
また、今回久しぶりに最終日バックナインで優勝争いをする中で、どう感じて、どうプレーしたか、そして最後に勝ち切った経験を、来年4月のマスターズで最終日にもし優勝争いに加わっていたら、ぜひ生かしたいと語っています。アダム・スコットは、前回この全豪プロ選手権を優勝した2013年に、念願のマスターズ優勝を果たしています。彼にとっては2つの大会に対する「勝利の運気サイクル?」が合っているのかもしれません。
本大会3連覇を目指したキャメロン・スミスは、惜しくも10位タイに終わり、世界ランキング50位以内に入って、来年のマスターズに出場するという夢はかないませんでした。
2003年に「全米アマ」のタイトルをとったニック・フラナガン(Nick Flanagan)は、13番のダブルボギーがひびき、3位タイの結果でした。
日本人として唯一参加の堀川未来夢選手は、最終日パープレーの72であがり、44位タイの成績。
今年は、もう海外でトーナメントの予定がありませんので、日々最新情報としてお伝えできることはありません。ゴシップ的な事柄などおもしろい内容があれば随時紹介していきます。