南半球オーストラリアのゴールドコーストで開催されている「全豪プロ選手権」は、本日が最終日を迎えます。
大会三連覇がかかるキャメロン・スミス(Cameron Smith)は3日目を終わって、首位と5打差の12位タイの位置につけています。最終日の猛チャージを期待しましょう。もし、彼が優勝し3連覇すると、この大会の初回から連続3回優勝しているスコットランド人のダンソーター(Dan Soutar)選手以来112年ぶりの快挙となります。
3日目を終え2位に一打差の首位に立ったのは、アダム・スコット(Adam Scott)です。先週のプレジデントカップでは、国際チームのアーニー・エルス・キャプテンのもと、リーダー格の選手として活躍していますので、2週連続のプレーとなっています。リーダーボードは、キャメロン・スミス選手を含め、5打差以内に17人がひしめく混戦となっており、彼が逃げ切れるかどうか予断を許しません。
2013年のマスターズを制覇したアダム・スコットですが、その後は2016年のWGCキャデラック選手権を優勝して以降、勝ち星がないので、今回はなんとしても勝利を手にしたいところです。
首位と2打差の3位タイには、オーストラリア人ニック・フラナガン(Nick Flanagan)が入っています。35歳の彼は、2003年に全米アマ優勝というすごいタイトルを持っている選手ですが、米PGAツアーではまだ勝利がなく、米下部ツアー4勝どまりです。
日本人として唯一出場している堀川未来夢選手ですが、首位と11打差の45位タイの位置です。優勝は無理ですが、最終日いいスコアを出して、すこしでも上位に食い込んでいきたいところです。