ソニーオープン イン ハワイ

今週の米PGAツアーは、先週と同様にハワイで開催される「ソニー・オープン・イン・ハワイ(Sony Open in Hawaii」となります。以前は「ハワイアンオープン(Hawaiian Open)」という名で開催され、1999年に現在の大会名になりましたが、今年で通算55回目を数え、米PGAツアー競技の中でも長い歴史のある大会のひとつとなります。

青木功選手が、最終ホール(パー5)で3打目を直接カップに入れ、イーグルを奪い劇的逆転勝利をつかんだのは、1983年のこのハワイアンオープンでした。あまり知られていませんが、この大会で青木選手に信じられない負け方をしたジャック・レナー(Jack Renner)選手は、捲土重来翌年のこの大会で優勝しています。青木選手優勝の当時の模様は以下のユーチューブで確認ください。

毎年、この大会には日本人が多数参加します。今回は松山英樹、今平周吾選手をはじめ計9名が参加します。そろそろ青木選手に続いて優勝する選手が出てきてもいい頃です。

優勝候補の筆頭は、ジャスティン・トマス選手です。2017年のこの大会で優勝しており、その時は初日に59という驚異的なスコアを出していて、コースとの相性は抜群です。さらに、先週のSentry Tournament of Championsでも優勝し、2週連続優勝を狙います。

わたし個人的には、コリン・モリカワ(Collin Morikawa)選手に注目しています。11月23日のこのブログで紹介していますが、赤丸急上昇中の選手で、先週の大会でも7位タイに入りました。昨シーズンは大学を卒業した年でしたが、早くも7月バラクーダ選手権で優勝し、米PGAツアーで1勝あげました。

大会の最終日の模様は、13日(成人の日、祝日)午前中にテレビ中継があるので、観戦をおおいに楽しみましょう。