今週の米PGAツアーは、「ウエストマネジメントフェニックスオープン(Waste Management Phoenix Open)」が、アリゾナ州スコッツデール(Scottsdale)で開催されます。
この大会のパー3の16番ホールは名物ホールで、1997年にタイガーウッズがホールインワンを達成しています。以下動画ご覧ください。
その当時は、なんの変哲もないパー3のホールですが、最近の大会では、この16番ホールの周囲を、20,000人が座ることができる観客席で囲み、まるでバスケットボールやアイスホッケーのアリーナのような雰囲気になります。選手は観客席の下につくられたトンネルを通って、この16番に入ってきます。
また、この大会は、けた違いの数のギャラリーを集めます。2018年の大会では、
月曜 18154人
火曜 41,125人
水曜 83,034人
木曜 104,375人
金曜 191,400人
土曜 216,818人
日曜 64,273人
合計 719,179人
を記録しています。
土曜日の数に対して、最終日のギャラリー数が思ったほど数字が伸びないのは、今年もそうですが、アメリカンフットボールの最終戦「スーパーボウル」と重なり、多くの人は家でその試合を観戦するためです。アメリカのゴルフファンにとっても、「スーパーボウル」だけは別格のようです。
この大会では、松山英樹選手が、2016年、2017年の大会で連続優勝しており、今年も出場する松山選手は優勝候補のひとりとなります。また、昨年この大会で優勝したリッキー・ファウラー(Rickie Fowler)選手も期待される選手です。彼は、先週のファーマーズ・インシュアランス・オープンでは予選落ちしましたが、それまでの2週は、5位タイ、10位タイと好調さをキープしています。
日本人選手としては小平智選手も出場し、当ブログ一押し、赤丸急上昇中の日系アメリカ人コリンモリカワ(Collin Morikawa)選手も参加します。