世界ランキング1位のマキロイ

今週の米PGAは、「ジェネシス招待(The Genesis Invitational)」が、カリフォルニア州で開催されます。世界ランキングトップ10のうち、9名の選手が参加するので、非常にレベルの高いトーナメントとなり、ファンとしてはとても見ごたえのある試合となります。

ローリー・マキロイも参加します。彼は先週試合がありませんでしたが、今週あたまに更新されたランキングでは、同様に先週プレーしていないブルックス・ケプカを抜いて世界ランキング1位の位置に返り咲きました。2015年9月以来のこととなります。ランキングは過去2年間の試合結果によって算出されるため、2年前の1週間が除外された結果の順位変動です。

ローリー・マキロイの世界ランキング1位の通算在位期間にはひとつの記録がかかります。

彼の通算在位期間は、今週で96週となりますが、欧州を代表するイギリス人プレーヤー、ニック・ファルド(Nick Faldo)がもっている通算在位期間は97週なので、来週も1位を保てばニックと並び、さらにもう1週維持すれば、彼の記録を破ることになります。

とはいうものの、2位のブルックス・ケプカ、3位のジョン・ラウムとのポイント差はわずかなので、今週の「ジェネシス・インビテーショナル」で、ケプカかラウムが、マキロイを大きく上回る成績をあげたり、優勝した場合は、マキロイは首位の座を明け渡すことになります。

しばらく世界ランキングの順位の動きから目が離せません。