ことしの5月に開催される4大メジャー大会のひとつ「全米プロ選手権」は、カリフォルニア州サンフランシスコにあるTPCハーディング・パーク(TPC Harding Park)を舞台に開催される予定です。
この「全米プロ選手権」ですが、毎年8月に開催されていましたが、昨年より5月に移動しました。移動の理由は、ゴルフが2016年のリオデジャネイロオリンピック大会より競技種目に復活し、4年に一度7月、8月にかけておこなわれるため、日程が重なるのを避けるためです。
今度は、「全米プロ選手権」の開催会場が変更されるかもしれないという情報が浮上してきました。というのは、3月4日にカリフォルニア州知事が、コロナウィルスの感染拡大に備えて「緊急事態宣言」を出したためです。しかし、今回の緊急事態宣言はパニックによるものではなく、あらゆる変化に対応できる手段を取るための備えとしていますが、今後感染がどんどん拡大するかもしれません。
今週の米PGAツアー「プレーヤーズ選手権(the Players Championship)」が開催される会場で記者会見をおこなった米PGAツアー・コミショナーのジェイ・モナハン(Jay Monahan)氏は、「現在、開催場所を変更することは考えていないが、コロナウィルスの感染拡大状況を注視し、状況によっては、今週のプレーヤーズ選手権が開催されるTPC ソーグラス(TPC Sawgrass)も含めた他の会場に移す可能性はある。」と発言しました。
「マスターズ(Masters Tounament)」を主催するオーガスタ・ナショナル・ゴルフ・クラブ(August National Golf Club)は、マスターズを予定通り4月9日より開催すると現地時間の3月4日に発表しています。
今後のコロナウィルスの感染状況を注視していきましょう。