オーガスタ ナショナル ゴルフクラブ寄付

「マスターズ」の舞台であるオーガスタ ナショナル ゴルフクラブ(Augusta National Golf Club)は、コロナウィルス対策として、オーガスタの街に200万ドルを寄付すると発表しました。いままで自分たちを支えていただいた地域の皆様を支え守ることは当クラブとしての責任であるという考えです。

半分の100万ドルをオーガスタ大学が受け取り、現在は1日300人が限界であるコロナウィルスPCR検査のキャパの拡大作業や、コロナウィルス患者を医師が遠隔診断することができるソフトの開発などに充てられます。また、残りの100万ドルはコロナウィルス救済ファンドに入れられ、感染拡大防止、医療に費やされます。3月29日現在で、オーガスタ地区の感染者の数は98名です。

常日頃お世話になっている地域の人達が困っているときに、救いの手をさっと差し伸べる。ゴルフが世の中のために役に立つ、困っている周りの人を救う。もちろん、オーガスタ ナショナル ゴルフクラブが、財政的に余裕があるからこそできることですが、本当にすばらしいことだと思います。