速報 今年の男子プロゴルフ「全英オープン」は、７月１６日からイギリスのロイヤルセントジョージ (Royal St. George’s Golf Club)で予定されていましたが、延期ではなく、中止となる見込みです。近々に正式に発表があります。
コロナウィルスの感染拡大で、ゴルフ界では男女を問わず、世界中の主要な試合がすべて中止・延期となる中、少し明るいニュースが入ってきました。
フィル ミケルソン(Phil Mickelson)とタイガー ウッズ(Tiger Woods)の対戦が、５月中に実現するかもしれません。昨年１１月にもふたりはマッチプレーを戦い、勝った方が９００万ドル（約９億円）を総取りするという形式でおこなわれ、フィルが勝ちました。今回、その再試合(re-match)の話が持ち上がりました。
前回は、有料放送番組としておこなわれましたが、今回はコロナウィルス対策のチャリティーとして一般放送（無料）番組として計画されています。また、前回のようにフィルとタイガーのガチンコ勝負ではなく、ハンディがシングルの腕前のフットボール界のレジェンド、トム ブラディ(Tom Brady)とペイトン マニング(Peyton Manning)が加わり、４人でプレーします。一般放送なので、ゴルフファンのみならず、フットボールファンの興味もそそり、視聴率アップを考えた上でのことと考えられます。
４人で一緒にプレーするとはいえ、コロナ対策のため、プレーヤーどおしは一定の距離を保つ、いいプレーのあとでのハイタッチは禁止など、さまざまな制約をクリアする必要がありますし、まだ米PGAの最終承認が下りていません。
でも、日本でその番組が観れるかどうかは不明ですが、なんとか実現してほしいと思います。コロナウィルスの感染拡大防止のため、「外出するな。家に居ろ」と言っても、その期間が長くなれば、家の中でできることも尽きてしまいます。そんな中、再放送ではないゴルフ番組が視聴できるとなれば、わずか数時間の間とはいうものの、我々ゴルフファンはこころから楽しめるような気がします。