現地時間の6日(月)、R&Aは7月16-19日にイングランドのロイヤル セント ジョージ(Royal St. George’s)で開催を予定していた「全英オープン」を中止すると正式に発表しました。
延期ではなく、中止の決定です。「全英オープン」が中止となったのは、第二次世界大戦が続いた1940年から1945年の間の6年間以来のこととなるので、ある意味今回のコロナウィルス感染は世界大戦級の影響をイングランド ゴルフ界に与えたということになります。
R&Aは、「今年全英オープンを開催するためにすべての選択肢をあたってみたが、そのどれもが実現不可能だった。昨今の困難な状況下では、われわれは自分自身と家族を、健康で安全な状態におくことを最優先とし、そのあとにスポーツがくるということを認識しなくてはならない。」と中止の理由を述べています。
また、来年(2021年)の大会は、今回の会場となっていたロイヤル セントジョージで開催されることも併せて発表されました。昨年の「全英オープン」覇者で、今回ディフェンディングチャンピオンとして大会に臨むはずだったシェーンローリー(Shane Lowry)も一年持ち越しとなります。