無観客ライダーカップについて

ライダーカップについて、大会を欧州ツアーと共催するアメリカゴルフ協会(PGA of America)のCEO、セス ウォー(Seth Waugh)氏が、「無観客でおこなうことを含めて検討している。でもそれは大会の性質上非常にむずかしい。」と発言したことについて、早速、トップ選手たちもインスタグラムなどで意見を述べています。

まず、現在凍結されたままの世界ランキングで首位の位置にいるローリー マキロイ(Rory McIlroy)は、「会場にファンがいないライダーカップは、ライダーカップではない。ことし開催するより、来年に延期したほうがいいと思う。今回はアメリカで開催されるので、アウェーとなる我々ユーロチームには相当ひどい言葉が浴びせかけられるはずである。無観客でおこなえばその罵声がないので、われわれにとってプレーはしやすくなる。でも、それでは試合として全くおもしろくないし、盛り上がり感がない。1年延期したほうがいい。」

世界ランキング10位のイギリス人トミー フリートウッド(Tommy Fleetwood)も、「ファンがいるからこそライダーカップは、ライダーカップなんだ。6万人、7万人のファンが見まもるなか、プレッシャーに押しつぶされそうで、ティーグランドでティーの上にボールを置くような簡単な動作すらできなくなる。それを感じるのがライダーカップである。でも、無観客だったらそんなプレッシャーすら感じないと思う。」

まだ9月の開催まで時間があり、最終決定は少し先のこととなりそうですが、来年に延期の方向に傾きつつあります。

ニックファルドがチッピングの腕前を披露しています。現役を退いてかなりですが、腕前はすごいです。

https://twitter.com/i/status/1252679034028335104

4歳の子供です。室内に設けられた的に当たっています。また、すばらしいスイングです。