日本では都道府県によるパチンコ業界への休業要請のタイミングの違いから、大阪府の住民が奈良県へ行ってパチンコをしていることが、マスコミで大きく取り上げられていましたが、アメリカでも似たような現象がおこっています。
アメリカの多くの州で、現在ゴルフ場の営業は認められていませんが、アメリカ東部五大湖の西方にあるアイオワ州は、ゴルフ場が規制の対象からはずれています。そのため、隣の州よりゴルファーが押し寄せています。
アイオワ州が接する6つの州のうち、イリノイ州、ミネソタ州、ウィスコンシン州でゴルフ場は閉鎖されており、この3州よりゴルファーがアイオワ州に入ってプレーを楽しんでいます。イリノイ州には大都市シカゴもあり、人口が全米で6番目に多い州となります。
アイオワ州のコロナウィルスの発生状況をみてみると、アメリカ51州の中で28番目で、患者数5094人、死亡者が112人です。ちなみにトップのニューヨーク州では患者数282,143人、死亡者22,009人となっています。
ゴルフ場がオープンしているといっても、コースでプレーできるというだけで、付属のゴルフ用品を扱う店、レストラン、コーヒーショップなどは閉鎖されています。しかし、そんなことはゴルファーにとって全く問題ありません。
わざわざ州をまたいで移動してプレーするというのは、ただ単に、家に閉じこもっているだけではすることがなく苦痛であるということなのか、それともゴルフをしないと精神状態を正常に保てないという一種の依存症なのでしょうか?われわれゴルファーとしては前者であると思いたいですね。