4月17日のブログで米PGAツアーが、6月8日から「チャールズシュワブチャレンジ(the Charles Schwab Challenge)」で再開することはお伝えしました。その翌日のブログでは、再開する試合では、事前に参加する選手、キャディー、大会関係者のすべてがコロナウィルス検査をうけなくてはならないことにも触れました。
米PGAツアーは、年末までに予定されている約30試合分として、100万セットの検査キットを注文したと発表しました。1大会分あたり約3万セットです。まず、参加する選手の家にキットを送付し、検査してもらう。陰性であれば、開催会場にきてもらうが、移動に飛行機を使用した場合は、再度検査をおこなってもらう。また、選手にはトーナメントの週は毎日テストをおこなってもらい、陽性反応がでればその時点で2週間の自己隔離に入ってもらいます。
100万セットの検査キットの価格と言えば相当に金額になると思いますが、再開するからには安全面に万全を期すという米PGAツアーの取り組みの本気度をうかがい知ることができます。また、この体制であれば、プレーする選手も安心して競技に集中することができます。