米PGA 選手救済策発表

米PGAツアーは、3月12日からスタートした「プレイヤーズ選手権(the Players Championship)」が初日を終えた段階で大会中止が決まり、その後の大会はすべて中止、または延期が決まりました。

今後のコロナウィルスの感染拡大状況にもよりますが、現在のところツアーの再開は5月21-24日の日程の「チャールズ シュワブ チャレンジ(Charles Schwab Challenge)」からとなっています。この間の9週間、試合がなく、プレーして収入を得ることができない選手に対して、米PGAは救援策を発表しました。

「チャールズ シュワブ チャレンジ」は、大会が招待試合というステイタス(格式)なので、エントリーできる選手の数が120名に限られていますが、今回は通常の大会のように144名が出場できるようになりました。すこしでも多くの選手に出場機会を提供しようという判断です。また、6月4-7日の日程で開催され、ジャック ニクラウスがホストを務める「メモリアル トーナメント(the Memorial Tournament)」でもまったく同様の措置がとられます。

コロナウィルスの蔓延によって大会が開催できないという非常事態の中、米PGAツアーは選手に申請にもとづいて前渡金を払うことを決定していましたが、選手を守るためにできることはすべておこなうつもりのようです。