トランプ大統領がゴルフ好きであることはとても有名で、安倍首相がアメリカを訪問した際、またトランプ大統領が来日した際にふたりでラウンドしたことは、日本のメディアでも大きく報道されました。
また、不動産王でもある彼は、世界中に多くのゴルフコースを所有し、そのうちのひとつスコットランドのターンベリーコース(Turnberry)は、最近あるゴルフ雑誌で、イギリス、スコットランドの中でNo.1のコースに選ばれました。ターンベリーは、過去4回「全英オープン」が開催されたことがある格式の高いコースで、2014年にトランプ大統領が買収しました。
そのトランプ大統領は、この5月2、3日の週末、首都ワシントンの北方メリーランド州にある大統領の別荘キャンプデービッド(Camp David)に滞在しました。実はここには大統領専用のゴルフコースが作られています。といっても、1ホールだけですが、ティーグランドは4つあり、80、100、120、140ヤードの距離から楽しめるパー3のホールです。また、ドライバーも打つことができる練習場も併設されています。なので、大統領がキャンプデービッドに行って週末をすごすときには、少しだけゴルフをすることができます。
トランプ大統領は、4年前大統領選を戦うなかで、対立候補のヒラリー クリントン氏だけではなく、前任大統領のバラク オバマ氏を徹底的に批判し、彼のゴルフ好きもやり玉にあげました。選挙戦では、「わたしは、アメリカ国民のために働くつもりだ。ゴルフなんかしている時間はわたしにはない。」とまで言いましたが、就任後は何度もプレーを楽しんでいます。
そんなトランプ大統領の言行不一致をみかねてか、ある団体がトランプ大統領が就任してから何度ゴルフをしたか、詳細に調べてサイトで公開しています。その情報によると、トランプ大統領がゴルフ場またはゴルフ場があるリゾート地を訪問した回数は、就任後249回、間違いなくゴルフをしたことが確認できた回数は117回です。現在就任後3.5年たっていますので、117回を3,5で割ると、1年間で33回となります。
しかし、最近は最後にラウンドしたのは3月8日で、その後約2か月間はまったくゴルフをしていません。大統領選挙が残り半年あまりとなり、またコロナウィルスをどう封じ込めていくのか超多忙で時間がとれなかったのでしょうか。キャンプデービッドにあるパー3のホールで、つかの間のひとときを過ごしたのかもしれません。
今日のおすすめは以下です。打ったボールを取ってきてくれる犬の動画はよく見かけるのですが。邪魔をする猫というのはとてもおもしろいですね。