何度もお伝えしているように、米PGAツアーは6月11日からの「チャールズ シュワブチャレンジ(Charles Schwab Challenge)」から再開され、この試合を入れてその後の4試合については無観客でおこなうということが決定しています。
その直後の試合は、7月9日からの「ジョン ディア クラシック(John Deere Classic)」となりますが、主催者側より観客を入れておこなうのかどうか、まだ発表がありません。
しかし、その翌週の7月16日からは、ジャックニクラウスがホストを務める「メモリアルトーナメント(the Memorial Tournament presented by Nationwide)」がオハイオ州ダブリンにある「ミュアフィールドビリッジCG (Muirfield Village GC)」で行われます。このコースの設計者は、もちろんジャック ニクラウスです。
この大会については、主催者側より観客を入れておこなうこと、そして大会を安全におこなうためさまざまな対策を講じることが発表されています。コロナ後、観客を会場に入れた場合のトーナメントがいったいどのようなかたちになるのか、非常に興味深いところで、以下がその具体的内容となります。
- 過密とならないように、入場者数は制限する
- 入場者にはチップ入りのタグを身につけてもらい、個人が特定できない形で位置情報を集中管理し、観客が多く集まった場所には係員が行って状況を確認し、分散するように指示を出す。
- 仮設の観客席はまったく設置しない。
- 会場で働く大会関係者には、ボランティアも含めて顔をおおうマスクを支給する
- 入場するすべての人の体温を非接触で測定する
- 会場内では、ビール・炭酸飲料の販売をおこなわない。(よく理解できませんが、ゲップが感染拡大につながるということでしょうか?)
- 販売は、キャッシュはNGで、クレジットカードとデビットカードのみ
- 手の消毒液を会場のいたるところに設置する
テレビで観戦する場合に影響がありそうなのは3項目めですが、、コースを取り囲む観客席がまったくないので、見慣れたコースとは違った感じになりそうですね。
今日の一押し動画は、NBAのスーパースター、マイケルジョーダンのスイングです。半端ない。