メモリアル トーナメント

米PGAツアーの再開時期については、何度かこのブログでお伝えしていますが、以下のようになっています。

6月11日から「チャールズシュワブチャレンジ(Charles Schwab Challenge)」

6月18日から「RBC ヘリテージ(RBC Heritage)」

6月25日から「トラベラーズ選手権(Travelers Championship)」

7月 2日から「ロケットモーゲジクラシック(Rocket Mortgage Classic)」

この4試合は無観客で開催されることがすでに決定しています。その後は、

7月 9日から「ジョンディアクラシック(John Deere Classic)」

この試合については無観客で開催されそうです。 その翌週は、

7月16日から「メモリアルトーナメント(Memorial Tournament)」

この試合については、主催者が観客を入れるかたちで開催を準備しています。アフターコロナ時代のトーナメントがどのような形でおこなわれるのか、5月11日のブログで紹介しています。しかし、ジャック ニクラウスがホストを務める「メモリアル トーナメント」に観客を入れておこなうことに対して、ひとつ大きな障害があることがわかりました。

それは、「メモリアル トーナメント」が開催されるオハイオ州には、コロナウィルスの感染拡大をうけ、3月12日に「10人以上が集まる集会は禁止」という州の命令が発出されていたのです。大会の主催者は、現在州知事に対してこの命令の緩和あるいは解除を文書で要請していますが、まだ州当局よりの回答は得ていません。

アフターコロナ時代に、観客を会場に入れたトーナメントがどんな形になるのか、おそらくメモリアルトーナメントの主催者は、自信をもって企画したはずです。また、われわれファンもこれなら大丈夫と感心し、納得したのですが、思わぬところでつまずいています。

アメリカでは州知事の権限が非常に強いことが気がかりですが、いつまでも10人以上の集会を禁止していては経済が立ち行かなくなります。今後の成り行きを注視しましょう。