アメリカLPGAのツアーは、7月23日から始まる「マラソン クラシック(Marathon Classic presented by DANA)」で再開することが正式に決定しました。
当初再開初戦としては、「マラソン クラシック」の前の週に開催される「ダウ招待(DOW Great Lakes Bay Invitation)」が計画されていましたが、無観客でおこなうにしても、大会期間中ウィルス感染のリスクを払拭しきれないというスポンサーの判断で中止となっていました(5月17日プログ既報)。
また「マラソン クラシック」についても、開催の最終的承認がまだオハイオ州知事から下りていませんでしたが、昨日のブログでお伝えしたように、男子ツアーの「メモリアルトーナメント」の承認と同時に承認されました。デワイン(DeWine) 州知事は、併せて州内のカジノ、公園、屋外シアターなどの営業再開についても認めることを発表しています。
「マラソン クラシック」は、コース内に観客を入れて開催することが認められただけなく、大会の前には「プロアマ戦」も開催されます。女子ツアーにとって、プロアマ戦は大会運営上非常に大切なものです。スポンサー企業にとっては、大事なお客様を招待し、プロとプレーする機会を楽しんでもらうことができますし、また地域の人々とのつながりを深めることにもつながります。
プロアマ戦が認められたということは、このコロナ禍の中で米LPGAが今後ツアーを運営していく上で、大きなポイントになっていくかもしれません。