いよいよ今週米PGAツアーが再開します。「チャールズ シュワブ チャレンジ(Charles Schwab challenge)」がテキサス州コロニアルCCで11日から開催されます。3月12日に「プレイヤーズ選手権(the Players Championship)」が初日を終えたところで大会中止となって以来のことですから、ちょうど3か月ぶりの再開となります。しかし、それ以上の長さに感じたゴルフファンのかたもいらっしゃるのではないでしょうか
ひさびさの大会とあって、世界ランキング上位の選手がこぞって参加します。1位のローリー マキロイ、2位のジョン ラウム、3位のブルックス ケプカ、4位のジャスティン トマス、5位のダスティン ジョンソンはすべて出場します。また、ランキング20位以内の選手のうち16名の選手が出場するというそうそうたる顔ぶれです。これだけの選手が揃うと、この試合の結果で獲得できるポイントも大きくなり、ツアー再開と同時に動き始める世界ランキングの順位も、大きく変動するかもしれません。
ランキング2位でスペイン人のジョン ラウム選手は、この試合前に2週間の自主隔離をおこなったうえで出場しています。オーストラリア人のアダム スコットは、再開時にはトーナメント会場での感染防止対策が不十分だとして、しばらくの間試合には出場しません。また、イギリス人のトミー フリートウッドは、アメリカ入国時に2週間の自主隔離、イギリスに戻ったときにも2週間の自主隔離では、試合に集中できる環境ではないため、しばらくの間はイギリスにいて米PGAツアーでプレーしないと表明しています。
当分の間、海外から米PGAツアーに参加する選手にとっては、自主隔離期間という大きなハンディを背負ってのスタートとなります。