先日、ジャスティン ローズ(Justin Rose)が、奥さんとともに私費を投じて、欧州女子ツアーの選手たちのために7試合創設したことはお伝えしました。
本日、約3か月ぶりに再開した米PGAツアー「チャールズ シュワブ チャレンジ」の初日のラウンドで、ジャスティン ローズがボギーなしの7アンダー63でホールアウトし、トップタイと好調な出だしです。
誰かのために尽力すれば、それはきっと自分にかえってくるものだ、みたいなこともあるのかもしれませんが、今回のローズの好調さにはもうひとつ理由があるようです。
彼は、クラブメーカーのHonmaと2019年1月からクラブ使用契約を結んでいましたが、先月契約解消を発表しました。わずか1年4か月の間のことでした。Honmaのクラブを使用しはじめてわずか2試合目となる米PGA「ファーマーズ インシュアランス オープン」でいきなり優勝するなど、クラブとの相性はとてもよさそうに見えましたが、ことしになってからは4試合に出場し、56位タイが1度、3回予選落ちするなど、ひどく低迷しています。世界ランキングもかつて1位でしたが、現在14位まで順位を落としています。
今日のラウンドで彼のバッグに入っていたのは、1番、3番ウッドがテーラーメイドSIM、5番ウッドがコブラ社製、アイアンはテーラーメイドのP730シリーズでした。ローズはHonmaに変えるまで、ずっとテーラーメイドのクラブを使用していたので、いずれテーラーメイドの製品に戻っていくのかもしれません。
まだ初日が終わったばかり、2日め以降のジャスティン ローズのプレーに注目していきましょう。