5月9日のブログで、コロナウィルス感染拡大のため、「全英女子オープン」の開催が危ぶまれる状況だと書きました。最新の状況がわかりましたので報告いたします。
エビアン選手権は中止となったため、欧州女子ツアーの再開は以下の2試合からとなります。
8月13-16日 スコットランド女子オープン
8月20-23日 全英女子オープン
「全英女子オープン」は、今年はスコットランドで開催されるため、2試合連続してスコットランドの地で大会が開かれることになります。男子の「全英オープン」は早々に中止が決まりましたが、女子のほうは現在、無観客試合として開催することを前提に、着々と準備が進行しています。
スコットランド地方もコロナウィルスの影響で観光客が激減しているため、この2つの大会を呼び水にしようと考えているスコットランド政府観光局の強力な後押しが期待できることと、「エビアン選手権」に続いて「全英女子オープン」まで中止になると、欧州女子ツアーが大変大きな打撃を受けるため、どうしても開催したいという思いがあるようです。
選手、キャディーなどの大会関係者は、出国する国が発行する証明書をもとに、スコットランド入国時2週間の自主隔離が不要となる措置が特例として取られるしれません。そうなれば、海外から参加する選手にとっては、大会に向けての準備、調整が非常に楽になります。
今月末までに「全英女子オープン」が予定通り開催されるかどうか正式な発表がある予定です。渋野日向子選手、大会連覇を目指して準備をおこたりなく。