ジャスティン ローズが、試合が８月１３日から開催される「スコットランド女子オープン(Ladies Scottish Open)」まで試合がまったく予定されていない欧州女子ツアーのために、奥さんとともに私費３５０００ポンド（約４８３万円）を賞金として出し、「ローズレディースシリーズ(Rose Ladies Series)」という名で７試合を創設したことはお伝えしました。
このローズの動きにさっそく賛同する企業があらわれました。ゴルフ用具販売チェーン店「アメリカンゴルフ」が、同額の３５０００ポンドを拠出すると発表しています。また、欧州ツアーで人気のあるチャールズハル(Charley Hull)選手や日本の年配の人には懐かしい名前ローラディビス(Laura Davies)選手も出場を表明しました。
ディビス選手は、日本女子ツアーで１９８８年から２００１年の間に７勝あげるなど日本でも活躍した選手ですが、現在５６歳です。彼女はメジャー４勝を含む通算８７勝をあげ、ゴルフ殿堂入りも果たし、悠々自適なシニアゴルフ人生を送っています。
「ローズ レディース シリーズ」のほうは、当初７試合の予定でしたが、もう１試合追加されトータル８試合となりました。今週の木曜日(６月１８日)より第１戦が始まりますが、無観客試合として開催され、テレビ中継されます。
規模は数段に小さい大会ですが、7月２３日から再開する米LPGAより１か月余り早く、欧州女子ゴルフがスタートします。