ウェブ シンプソン

今日は6月の第3日曜日、父の日です。日本とは時差がありますが、毎年父の日に最終日を迎える有名な大会があります。メジャー大会「全米オープン」です。

しかし、コロナウィルスの影響で延期され、ことしは9月17-20日の日程で開催されます。昨年の大会では、ゲーリー ウッドランドが優勝し、2年前と3年前の大会ではブルックス ケプカが2連覇を達成しました。

今週の「RSBヘリテージ」3日目を終了し、15アンダーのスコアで首位タイの位置にいるウェブ シンプソン(Webb Simpson)も2012年に「全米オープン」を制しています。しかし、その後彼がおこなっていた長尺パターのグリップを胴体つけるアンカリング(anchoring)が禁止されたため、パタースタイルの変更・調整に時間を要し、なかなか優勝することができませんでした。

シンプソンは、2017年の「フェニックスオープン」で松山英樹選手にプレーオフの末に敗れ、優勝を逸していましたが、2018年5月の「プレーヤーズ選手権」でひさびさの優勝を遂げました。ことしに入ってからも好調さを維持し、1月の「ソニーオープン」で3位。2月の「フェニックスオープン」ではリベンジ優勝を果たし、現在は世界ランキング9位の位置にいます。

シンプソンが2012年に「全米オープン」初優勝をしたときのインタビューは、とても奇異なものとなり人々の記憶に残っております。なぜか鳥のかぶりものをした男が闖入してきたのです。

「RSBヘリテージ」の最終日は、首位から3打差に21人の選手がひしめく状態からのスタートとなり誰が優勝するのかまったく読めない大混戦となります。

このブログ1押しのコリン モリカワは、首位と7打差の47位タイと先週の雪辱を果たすことは非常に難しくなりました。ローリー マキロイは盛り返し28位タイの位置まであがってきました。