トラベラーズ選手権2日目を終わって

米PGAツアー再開後第3戦「トラベラーズ選手権(Travelers Championship)」の2日目が終了しました。なんと、昨日のブログで触れたフィル ミケルソンが、13アンダーで単独首位に立ちました。

50歳という年齢を考えると、優勝は非常に難しいことで、あと2日間体力勝負、というところです。もし優勝すれば、ツアー大会の優勝者という申し分のない資格で「全米オープン」に出場することができます。コロナウィルスの影響で世界ランキング60位までの資格が、70位までに下がったから出場できるというのでは、本人としてはどうも釈然としません。スーパースター選手ほど、プライドが高く、情けをかけられることを嫌います。ミケルソン選手には、すぱっと優勝を決めて、全米オープンに参加してほしいと思います。

またこの大会で、コリンモリカワ選手がカットラインに7打及ばず予選落ちをしました。プロ転向後連続して予選通過をしていた記録が、惜しくも22試合で途切れてしまいました。残念ながら、タイガーウッズが持つ25試合に並び、そして超えることはできませんでした。

モリカワ選手は、予選を通過し続けただけでなく、昨年7月には「バラクーダ選手権」で早くもツアー1勝をあげ、2週前の「チャールズシュワブチャレンジ」では2位になるなど好成績をおさめています。世界ランキングも現在21位と大躍進です。今後の活躍に期待しましょう。

初日、2日目をフィル ミケルソンとラウンドしたローリー マキロイは、首位と4打差の4位タイと好位置につけています。

同じくミケルソンとプレーした、ブライソン ディシャンブーも首位と5打差の9位タイの位置につけています。この大会でも彼のドライバー飛距離は注目の的です。

なお、大会3日めは、午後から雷雨となることが予想されるため、スタート時間を早め、さらに1番と10番から同時に選手がプレーすることが決まりました。