米PGAツアー再開後第5戦めとなる「ワークディチャリティーオープン(Workday Charity Open)」は、今日初日のラウンドを終え、日系アメリカ人のコリンモリカワ(Collin Morikawa)が、1イーグル、6バーディ、1ボギーの7アンダーで、2位に一打差をつけ単独首位に立ちました。
モリカワは、2週間前の「トラベラーズ選手権」で予選落ちをし、プロ転向後ずっと続けていた予選通過が22試合で途切れてしまいました。タイガーウッズが持つ記録にあと3つと迫っていたため、かなりのプレッシャーを感じていたのかもしれません。先週の大会には出場せず、1週間休養をとって今週の大会に出場しています。
モリカワは、ツアー再開後初戦となる「チャールズシュワブチャレンジ(Charles Schwab Challenge)」で、惜しくもプレーオフで敗れ優勝は逸したものの、調子は悪くありません。今週の活躍に期待しましょう。
松山英樹も5アンダーのスコアで3位タイと好調な出だしです。ツアー再開後初めて出場した「RSBヘリテージ」では予選落ちしたものの、先週の大会「ロケットモーゲジクラシック」では21位タイに入って、調子を上げてきています。
来週の試合は、今週の大会と同じ会場「ミュアフィールドGC(Muirfield Golf Club)」で「メモリアルトーナメント(the Memorial Golf Tournament presented by Nationwide)」が開催され、いよいよタイガーウッズ(Tiger Woods)が出場します。現地時間の9日、タイガーがSNSで出場すると発表しました。コロナウィルスによるツアー中断後初めてのプレーとなりますが、ジャックニクラウスがホストを務めるこの大会で、過去5回優勝しているのでとても相性のいいゴルフ場と言えます。
米PGAツアーでは、コロナ禍の中でも徹底した感染防止策をおこなって、試合がおこなわれていきます。力強いですね。