米PGAツアー「3M オープン」

米PGAツアー「3M Open」の初日が始まりました。来週の試合が、「WGCフェデックスセントジュード招待」、その次の週がメジャー大会「全米プロ選手権」となるため、トップ選手の多くは出場していません。

そんな中で、世界ランキング4位のダスティン ジョンソンはこの大会へ出場しました。しかし、初日のプレーを終えたところで棄権しています。彼は10番からスタートし、1アンダーで臨んだ17番ホール(パー3)では池に入れダブルボギーとし、18番(パー5)では池越えの2打めの位置からグリーンを狙って連続3球も池に入れ、9打を叩いたところで万事休す。スコアは78でした。

ジョンソンがこの試合に出場したのには理由があります。6月末の「トラベラーズ選手権」で優勝し、シリーズ後半に向けて調子がいいことを示しましたが、先週の「メモリアルトーナメント」では、初日と2日目を80、80と大たたきし、トータル16オーバーと出場者の中で最下位の次というひどい成績で予選落ちをしました。この悪いイメージをひきずるまい、払拭しようとして出場した大会の初日でまた大たたきです。ジョンソンが次に出場する大会でどんなプレーをするか注目です。

世界ランク6位のブルックスケプカも出場しており、初日は1アンダーのスコアで52位タイの位置です。昨年末より痛めて手術をした膝の回復が十分ではない状態ですが、彼は試合に出場し続ける中で調整をしていくタイプの選手です。再来週8月6日からは「全米プロ選手権」が始まります。昨年優勝している彼はディフェンディングチャンピオンとして臨むことになるので、調子を上げていってほしいと思います。また、この大会には彼の弟であるチェイスケプカも出場しています。

チェイスケプカも、昨日このブログで紹介したマーティントレイナー、アーロンクローフォードも、このブログを書いている時点では、まだ初日のプレーを終えていませんが、3人とも予選通過がちょっと厳しい順位です。