米PGAツアーは、来週WGC(World Golf Championship)の大会があり、再来週8月6日より、今年最初となるメジャー大会「全米プロ選手権」が始まります。
その大会へ向けて、トップ選手の動向が徐々にはっきりしてきました。
タイガーウッズは、WGCには出場せずに、「全米プロ選手権」に臨みます。3月からコロナウィルスの影響でツアーが中断して以来、はじめて出場した先週の「メモリアルトーナメント」でしたが、4日間プレーして40位タイの成績でした。1回だけ実践を踏み、メジャー大会に臨むことになります。
今週の大会「3Mオープン」の初日に78を叩いて棄権したダスティンジョンソンは、メネジメント会社から発表があり、来週のWGCそして全米プロ選手権の両方に参加します。
また、コロナによる中断の前、2月に開催された大会「ジェネシス招待」で約4年ぶりに優勝し、調子を戻してきていたアダムスコットは、6月に米ツアーが再開してからも、感染のリスクが高いという理由でいままで出場を見送っていましたが、「全米プロ選手権」にぶっつけ本番で登場します。アメリカにも住居を持つスコットは、この試合より本格的に活動を再開し、米PGAのプレーオフシリーズと残りのメジャー大会「全米オープン」と「マスターズ」を見据えてプレーしていくことになります。
先週の「メモリアルトーナメント」を優勝し、ローリーマキロイから世界ランキング1位の座を奪ったジョンラウムは、WGCと「全米プロ選手権」ともに出場します。今一番のっている選手なので、「全米プロ選手権」の大会前の優勝者予想では1位に推されること間違いなしです。
2日前のブログで、キャディーを務めてくれるはずだった人間が、月曜予選会を突破して本大会に選手として出場することになった話を紹介しました。
アーロンクローフォードは、初日の成績(2アンダー)は予選通過圏内でしたが、2日目に3オーバーとしてしまい、予選通過はかないませんでした。また、選手のマーティントレイナーのほうは、このブログを書いている時点でまだプレー中ですが、6オーバーでカットラインには8打足らず、残念ながら予選落ちが確実です。
米PGAツアーは本当にドラマに満ちています。