来週の米PGAツアー「メモリアル トーナメント」で、コロナウィルス感染拡大後はじめてプレーを再開するタイガー ウッズには、チャーリーという11歳になる息子がいます。本格的にゴルフを始めており、彼がジュニアの大会に出場するときは、タイガーがキャディーをつとめます。そのスイングがすごすぎて、将来がとても楽しみです。
現在はシニアツアーで活躍しているジョン デイリー(John Daly)にも、16歳の息子がおり、ジュニアの大会で活躍しています。
2週間前の「トラベラーズ選手権」で優勝し、世界ランキング3位に上がってきたダスティン ジョンソン(Dusting Johnson)にも息子がいますが、こちらのほうは、まだ小さすぎてなんとも言えません。
親子して偉大な選手になることは非常に難しいことなのですが、試合で数多く優勝する親を見て育った子供は、父を尊敬し父のようになりたいと思うのでしょう。また、自分には偉大な父の血、才能が受け継がれているから、頑張れば自分も父のように活躍できるはずだと確信をもつのでしょう。 確かに、偉大な父の血を受け継いでいることは間違いありません。しかし、「たった半分ですよ。母方の半分は全く関係のない血が流れているのですよ」と言うのは、酷なことでしょうか?私は寡聞にして、親子で偉大な選手と呼ばれたスポーツ選手は、メジャーリーグベースボールで活躍したケン グリフィー シニアとジュニア(Ken Griffey Sr. & Jr)しか知りません。