今週の米PGAツアーは、「ロケットモーゲジクラシック(Rocket Mortgage Classic)」がミシガン州デトロイトのデトロイトゴルフクラブ(Detroit Golf Club)で7月2日よりスタートです。いつもならこの時期はアメリカの「独立記念日(7月4日)」の休暇となり、国中がお祭り気分となりますが、コロナ禍の影響で今年はどうなるのでしょうか?もちろん、トーナメントは無観客でおこなわれます。
組み合わせが発表されました。
ツアー再開後、初戦と第3戦は不参加、第2戦の「RSBクラシック」は予選落ちを喫した松山英樹は、ブライソン ディシャンブー(Bryson DeChambeau)とパトリック リード(Patrick Reed)のふたりと予選ラウンドを回ります。
ディシャンブーは、ツアー中断中に肉体改造に取り組み、飛距離を大幅に伸ばし、今ツアーでもっとも注目されている選手です。成績のほうも、再開後の大会で、3位タイ、8位タイ、6位タイの成績を残し、飛距離だけではなくトータルでも安定した力を発揮し、今後いつ優勝してもおかしくない状態です。世界ランキングも10位に入ってきました。
リードは、再開初戦では7位タイにはいったものの、2戦は予選落ち、3戦は24位タイの成績を残しています。ただ、コロナによる中断前、今年2月の「WGCメキシコ大会」で優勝しており、現在世界ランキング9位の選手です。
この大会は、昨年から新たに始まった大会なので、まだ歴史と実績がなく、多くのトッププロは出場していません。先週の「トラベラーズ選手権」を優勝したダスティン ジョンソン(Dustin Johnson)、ローリー マキロイ(Rory McIlroy)、ジョン ラウム(Jon Rahm)といった選手は休暇に充てています。
しかし、先々週の大会「RBCヘリテージ(RBC Heritage)」を優勝し、先週の大会は家族にコロナ感染者が出たということで棄権していた世界ランク6位のウェブ シンプソン(Webb Simpson)は、その後検査結果が陰性と判明し、今週の大会は出場します。この大会とスポンサー契約を結んでいるリッキーファウラー(Rickey Fowler)と、昨年のこの大会の優勝者ネイトラシリー(Nate Lashley)と、初日、2日目をラウンドします。
選手のディシャンブーのプレーです。