WGCセントジュード招待とリボン

現在、米PGA「WGCセントジュード招待」の3日目の試合がおこなわれています。この大会に出場している選手、キャディーが、帽子に虹色のリボンをつけていることにお気づきですか?

このリボンは、カミロ ヴィジェガス(Camilo Villegas)という選手の娘Miaさんが、生まれてわずか22か月で脳腫瘍のためこの世を去ったことを悼んで、Miaさんが大好きだった虹をイメージしたリボンを、米PGAが用意しました。

カミロ ビジェガスという選手については、ご記憶のかたもあると思います。38歳の南米コロンビア出身の選手で、米ツアーで4勝を記録していますが、その中でも2007年の米PGAプレーオフ最終戦「ツアー選手権」の優勝は圧巻でした。日本ツアーの大会にも出場経験があり、2007年9月には「コカコーラ東海クラシック」で優勝しています。しかし、2014年の「ウィンダム選手権」以来優勝から遠ざかり、現在は米PGAの下部ツアー「コーンフェリー」の大会に出場し、再び米PGAでプレーすることを目指しています。

一時期石川遼も取り入れていましたが、グリーン上でパットのラインを読むために、足先と両手で体重を支え、目の位置をグリーンの表面すれすれに持っていく独特のスタイルはとくに有名でした。また、昨年ブルックスケプカが雑誌でヌードを披露したように、彼の鍛え上げられた体が雑誌に紹介され、大反響を呼んだこともありました。

https://www.trendhunter.com/trends/camilo-villegas

Miaさんのご冥福をお祈りいたします。そして、ビジェガスがまた米PGAツアーで活躍することを願っています。