今年最初となったメジャー大会「全米プロ選手権」の予選2日間が終了しました。8アンダーで単独首位に立ったのは中国人ハオトン リーです。
ハオトン リーは、身長182センチ体重75キロと、非常に細見の選手です。中国期待の星といった存在で、昨年末に開催されたアメリカ対国際チームが戦う「プレジデントカップ」の選手にも選出され、現在は世界ランキング114位です。チャイナツアーで3勝、アジアツアーで2勝、そして欧州ツアーで2勝の実績がある選手ですが、米PGAではまだ優勝がありません。メジャー大会での実績としては、2017年の全英オープンで3位に入ったのがベストです。
まだ2日間あり、追いかける2位タイの位置にジェイソン デイ、ダニエル バーガー、ブルックス ケプカ、ジャスティン ローズといったトッププレーヤーがひしめいて、まだわかりませんが、もし、いや万が一(確率的にはこちらの言葉のほうがふさわしいかも)優勝すれば、中国人として初めてメジャー大会を制することになり、アジア勢では韓国のY.E.ヤン選手以来となり、日本は先を越されることになるので、松山英樹に頑張ってもらいたいところです。
その松山英樹は、首位と5打差の15位タイとまずまずの位置につけています。残り2日に期待しましょう。石川遼は予選通過に1打足らず、惜しくも予選落ちしています。
昨日のブログに書いたザックH.ジョンソンは、なんと予選落ちしています。初日は首位と1打差の3位タイでしたが、2日めは6オーバーのスコアで無念の予選落ちです。やっぱり名前が悪かったのでしょうか。もう一人のザック ジョンソンもトータル21オーバーで予選落ちです。
ザック ジョンソンと同様に初日3位タイだったマーティン カイマーも、2日目大乱調の82のスコアで予選落ちしています。
リッキーファウラーも予選落ちしました。彼がメジャー大会で予選落ちするのはめずらしく、2016年の全米オープン以来のことになります。
タイガーウッズは、通算イーブンパーで43位タイです。あと2日間の巻き返しに期待したいところです。
ハオトンリーのスイング