コリン モリカワ 全米プロ選手権制す

ルーキーのコリン モリカワが今年最初のメジャー大会となった「全米プロ選手権」を制しました。最終日、バックナインに入っても複数の選手による優勝争いは大混戦の展開で、周囲ではこのメジャー大会のプレーオフの形式が確認されたほどです。

この誰が優勝してもおかしくない状況の中、勝負を決定づけるプレーを見せたのはコリンモリカワでした。最終日あがり3ホールの最初となる16番パー4(294ヤード)をドライバーで1オンに成功し、グリーンにのったボールはピンからわずか7フィートの位置に止まりました。そして、このパットをしっかりと決めイーグルを奪ったのです。

続く17番をパーとして、以下の動画のパットが18番のパーパット、ウィニングパットになります。ガッツポーズのひとつもない、クールなクールな優勝の瞬間でした。

https://twitter.com/i/status/1292623290473881600

「ワナメーカートロフィー」という名前のついているトロフィーの授与式では、ふたが風にあおられて飛んでしまいましたが、ご愛嬌です。

https://twitter.com/i/status/1292628682654261250

コリンモリカワは、この優勝で自分から辞退するまでこの「全米プロ選手権」に出場することができ、残りの3つのメジャー大会についても今後5年間出場できる資格を獲得しました。さらに5年間ツアーカードを保持することができます。ちなみに、今回の優勝でモリカワが手にした賞金は、$1,980,000となります。さすがにメジャー大会です。

試合の途中で話題になった「全米プロ選手権」のプレーオフの形式ですが、16,17,18番の3ホールをプレーし、トータルのストローク数の少ない選手が勝ちとなります。もし、この3ホールで決着がつかなかった場合には、18番からサドンデス方式で勝敗を決めます。

追記)モリカワは、今回23歳で「全米プロ選手権」を制しましたが、これはジャックニクラウス、タイガーウッズ、ローリーマキロイに次いで4人目となります。