「スコットランド女子オープン」予選2日間が終了しました。日本勢は畑岡なさと野村ハルの2人が首位と5打差、イーブンパーで11位タイの位置につけています。渋野日向子、河本結、山口すず夏の3人は残念ながら予選落ちとなってしまいました。
予選ラウンドを終わって、5アンダーで首位に立ったのはアザハラ ムニョスとステイシールイスの二人です。スペイン人のアザハラ ムニョスは、アメリカのアリゾナ州立大学を卒業してプロになった32歳の選手で、欧州ツアーで5勝、米LPGAツアーで1勝の実績があります。彼女は、先週アメリカで開催された「マラソンLPGAクラシック」の最終日、プレーを終えスコアカードを提出した際に、署名をするのを忘れて失格となり賞金を手にすることができませんでした。そのショックはもう引きずっていないようです。
また、ステイシー ルイスという選手は、35歳のアメリカ人で、米ツアー通算12勝で、そのうち2013年の「全英女子オープン」では栄冠を手にしています。2012年には日本で開催された「ミズノクラシック(米LPGAと日本LPGA共催)」でも優勝しています。彼女は2018年10月に出産し、競技活動に復帰していましたが、背中・胸部のけがに悩まされていました。しかし、会見で語っていますが、「今回のコロナウィルスの影響によって5か月間ツアーが中断したため、その間に体調を整えることができ」、先週の大会では9位タイに入っています。
後半は、このふたりの選手を中心に試合が展開していくと予想されますが、日本人選手の活躍にも期待しましょう。最後に、13日のブログで書いた件、渋野日向子と予選2日間一緒に回った、欧州ツアーの大御所カトリーナ マシューも、一打足らず惜しくも予選落ちしています。