現地時間8月6日(木)「全米プロ選手権」の初日が終わりました。ザック ジョンソンは首位と1打差の3位タイと好位置につけました。ザック ジョンソンは、2007年の「マスターズ」と2015年の「全英オープン」の優勝を含め米ツアーで12勝をあげているベテランプレーヤーですが、現在44歳という年齢のせいか、5年前の「全英オープン」以来勝星に恵まれていません。しかし、コロナウィルス後ツアーが再開してからは、6月の「トラベラーズ選手権」で11位に入るなど、最近調子をあげてきています。
初日の順位表を最後の最後までみていくと、参加者156人中の最下位(12オーバー82)に、もうひとつザック ジョンソンの名前があります。信じられないような話ですが、よくよく見ると選手名はザック J ジョンソンとなっており、3位タイのザックジョンソンは、ザック H ジョンソンなので、全くの別人であることがわかります。非常にめずらしいことに、今回の「全米プロ選手権」にはザック ジョンソンという同姓同名の2人の選手が出場しています。
初日を最下位でスタートしたザックジョンソンは、ユタ州出身で38歳のプロゴルファーで、1昨年に続いてこの大会2度目の出場となります。彼のところには、ベテランゴルファーザックジョンソンあての手紙やEメールが、PGAから間違って届いたりしたこともあるそうです。初日の成績ではとても予選通過はできそうもありませんが、また来年挑戦してほしいですね。