全米プロ選手権の組み合わせ決まる

今週6日(木)より開催されることし最初となるメジャー大会「全米プロ選手権」の組み合わせが発表されています。

先週の「WGCセントジュード招待」を優勝し、世界ランキング1位の位置に返り咲いたジャスティン トマスは、ローリー マキロイとタイガー ウッズと予選2日間ラウンドします。

マキロイは、ツアーが再開したときには世界ランキング1位でしたが、その後5試合に出場し32位タイ、41位タイ、11位タイ、32位タイ、先週の「セントジュード招待」でも47位タイと一度もトップ10入りがなく、ランキングを3位に落としました。

タイガーは、ツアー再開後1試合だけプレーしてこの大会に臨みます。何度も書いていますが、タイガーが出場する試合には常に大記録がかかります。現在米ツアー通算優勝回数82回で、サム スニードと並んで1位タイですが、優勝すれば83勝となり単独1位の大記録となります。また、メジャー大会の優勝回数は16となり、ジャック ニクラウスの記録18にあと2つと迫ります。

この大会で3連覇を狙うブルック スケプカは、昨年の「全米オープン」の覇者ゲーリー ウッドランドと昨年の「全英オープン」を優勝したシェーン ローリーとのラウンドです。膝の手術後の調子が思わしくないケプカですが、先週の「セントジュード招待」では2位タイに入り、調子を取り戻しつつあります。また、彼は今までに米ツアーで7勝あげていますが、そのうちの4つがメジャー大会と、メジャー大会にめっぽう強い選手なので、期待は高まります。

先週の「セントジュード招待」の結果、優勝したジャスティン トマスが、世界ランキング1位となり、ジョン ラウムはわずか2週間でその座を明け渡すことになりましたが、この大会の結果次第で、ジョン ラウム、ローリー マキロイ、ウェブ シンプソン、ダスティン ジョンソンの4人の選手がランキング1位になる可能性があります。大会の開始が待ち遠しくてなりません。