米PGAツアーは、今シーズンの最後を飾るプレーオフ戦がはじまりました。
第1戦(今週)は「ノーザントラスト」、ポイント上位70人の選手が次の試合に進めます。
第2戦目が「BMW選手権」、ポイント上位30名の選手が最終戦に進出します。
最終戦「ツアー選手権」30名の選手の中から年間最優秀選手がきまり、優勝賞金1500万ドル(ざっくり15億円)を手にします。
「ノーザントラスト」の2日目、スコティ シェフラーが12バーディー、0ボギー、夢の「59」のスコアでホールアウトしました。米PGAツアー史上59以下でラウンドした12人目の選手となります。
シェフラーは、今年下部ツアーよりあがってきたルーキーですが、コロナによる中断の後ツアー再開して、55位タイ、予選落ち、予選落ち、予選落ちと成績がよくありませんでした。しかし、何かきっかけがあったのか、7月後半の「メモリアルトーナメント」で22位タイ、「WGCセントジュード招待」では15位タイと徐々に調子をあげてきて、先週のメジャー「全米プロ選手権」では、最終日のバックナインで優勝争いに加わって4位タイの成績で終えており、最高の調子の中でこの59というスコアが生まれました。
今大会で現在2位の位置につけており、十分優勝のチャンスがあります。首位のダスティンジョンソンは、この日60というこれまたすばらしいスコアで上がって首位に立ちましたが、59を出したシェフラーに完全に主役の座を奪われ、影の薄い存在となってしまいました。
アメリカのゴルフサイトが、いままで59以下のスコアを記録した(米PGA以外の選手も含む)を写真つきでまとめております。女性ではアニカ ソレンスタム、日本人では、倉本、石川、丸山の3人がこの中に入っています。興味のある方は覗いてみてください。
https://www.golfchannel.com/media/golfs-lowest-rounds-58s-and-59s-tour?slide=31