女子のメジャー大会「ANAインスピレーション」が開催されている週と同じ週に、男子欧州ツアーの大会(13日最終日)で、川村昌弘が善戦しました。
欧州ツアーで開催された「ポルトガル マスターズ」で、現在日本人として唯一欧州ツアーカードを取得している川村は5位に入りました。
最終日の出だし1番ではパーオンは逃すもののなんとかパーセーブ。2番、3番では長めのパットを決め連続バーディー。これで首位に立ち、「欧州ツアー初優勝なるか!」というところまでいきましたが、その後思うようにスコアをのばすことができずに後退し、5位に終わっています。
川村はコロナによる中断そして再開直後は予選落ちを続けていましたが、最近調子をあげてきていました。2週前の「UK選手権」では47位タイ。そして先週の大会「アンダルシアマスターズ」では8位タイとトップ10入賞を果たしています。
いままでに多くの選手が欧州ツアーに挑戦しています。ごく最近では谷原秀人、宮里優作らが挑んでいましたが、初優勝はかないませんでした。調べてみると、過去欧州のレギュラーツアーで優勝しているのはどうも青木功だけのようです。27歳とまだ若い川村には、現在の上り調子の勢い(モーメンタム)をなんとか初優勝までつなげてほしいと願っています。